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コーヒーの薬効

コーヒーは、お茶と並んで私達の日常生活に欠かせない飲み物です。最近の研究でコーヒーは、ガンの予防に有効だという事がわかってきたのです。さらに、老化を促進してさまざまな病気を引きおこす活性酸素の害も防ぐことがわかってきました。コーヒーの夜行についてまとめてみました。

(12)ガンや老化の元凶「活性酸素」を消去

世界の人口のおよそ三分の一は、コーヒーを飲む事を習慣にしている人達だといわれています。

昔は、生薬(漢方薬の原料)の一種だと考えられていたコーヒーですが、いつの頃からか、体に悪いというイメージが強くなってしまいました。特に、ガンの発生との関係については、他の食品と並んでコーヒーが上げられる事もありました。

まず、ガンと老化がどちらも、活性酸素と密接に関係しているという事です。活性酸素は、私達の体内にもともとあるもので、人間は生まれてから死ぬまで、活性酸素とつきあう事なります。

そして、体だけでなく、食品中にも活性酸素が生成されます。活性酸素には、外からのウイルスの侵入をおさえる働きがあるので、ある程度は必要なのですが、体内に過剰になると、細胞膜を酸化させてガンや老化の原因となってしまうのです。

過剰になった活性酸素を調節するのに、いちばんいいのは、食べ物や飲み物で調節する事なのです。

その飲み物として、コーヒーを取ることが、活性酸素を調節するのに、大変よい役割を果たす事がわかりました。
又、飲むコーヒーの濃度が濃くなれば濃くなるほど、活性酸素を消去する能力があるという事です。

コーヒーを飲んでいるからガンになりやすいのではなく、むしろ、コーヒーを飲む食生活にガンをおさえる可能性が高いといえるわけです。

ただし、いくら体によいからといって、コーヒーを一日に何杯も飲んでいいというものではなく、又、コーヒーだけでガンや老化が予防できるものでもありませんが、鮮度の高いコーヒーは、健康飲料である事はまちがいありません。

(11)低血圧の症状を改善し体を動かしやすくする

朝、起きがけに飲む一杯のコーヒーは、胃袋だけでなく、頭脳をはじめ、体のすみずみまで目覚めさせてくれるような心地がしますね。
実際、コーヒーの持つさまざまな作用は、まだはっきりと目覚めていない体のエンジンを、スムーズの回転させるのです。

コーヒーに含まれているカフェインは、末梢神経を広げたり、心臓の拍動を高めたりして、血液の循環をよくします。そのため、コーヒーを飲むと、全身に新鮮な血液が行き渡り、頭脳も内臓も活発に働き始めるのです。

このカフェインの働きは、特に朝が苦手という低血圧の人の場合に、非常に有効に作用します。それは、コーヒーには、ほんの少し血圧を上げる効果があるからなのです。

少しでも血圧が上昇することは、ボーッとした朝の不快感や、日常の疲労感、立ちくらみ、手足の冷えといった低血圧独特の症状を軽減し、体を動きやすくするのです。低血圧の人が、午前中から気持ちよく活動するためには、起きがけに一杯、という具合にコーヒーを上手に利用する事をお勧めします。

コーヒーに血圧を少し上げる作用があるというと、高血圧の人は飲まない方がよいのかと思われるかもしれませんが、そんな早合点はしないで下さい。
コーヒーに関する、さまざまな研究や調査が行われている中で、コーヒーをたくさん飲んでいる人に高血圧が多い、という調査結果はありません。

コーヒーは、体にプラスの作用を多く及ぼす飲み物なのですよ。

(10)飲酒による肝臓の負担を軽くする

酒を飲んだ時に、肝臓が受けるなんらかのダメージ。一日数杯飲むコーヒーが、その飲酒による肝臓の負担を軽くするという事です。

肝臓の検査において一般的によく使われる検査にY-GTPという検査法がありますが、その検査値で、特に飲酒による肝臓への影響を敏感に反映する事が知られています。

毎日、日本酒で1合、ビールで大瓶1本、ウイスキーがダブルで1杯、焼酎のお湯割りで1杯程度の、アルコールを飲食している人を対象にして、この人達の中で、コーヒーを毎日3・4杯飲む習慣のある人と、ほとんど飲まない人を比較すると、3・4杯飲んでいる人は、飲まない人に比べて、Y-GTPが平均で10以上も低い事が明らかになったのです。

つまりこれは、毎日酒を飲む人が、コーヒーを毎日飲んでいる場合、飲酒による肝臓の負担が軽くなると考えられています。
又、毎日酒を飲む人の中で、コーヒーの摂取量が多いほど、Y-GTPの数値が低いという結果も出ました。

さらに、コーヒーの摂取がY-GTPを下げる作用は、酒を飲まない人には見られず、飲酒量が多い人ほど数値を下げる効果がはっきりと現れました。ただし、コーヒーと同じようにカフェインを含む事が知られている緑茶には、その効果は見られませんでした。

歴史的にみて、健康に害になるといわれてきた時代が長く続いたコーヒーですが、このように利益面の可能性が見いだされてきた事は、興味深い事ですね。コーヒーが、飲酒の害から肝臓をどこまでサポート出きるかは、今後の研究により、さらに明らかになっていく事でしょう。

(10)飲酒による肝臓の負担を軽くする

(9)コーヒーはぜんそく発作を抑えてくれます

コーヒーは一杯飲むだけで、普通はしばらく爽快な気分になります。これは、コーヒーに含まれるカフェインのためです。

カフェインは、自律神経の一種である交感神経に働きかけて、気分をよくする効果を引き出す働きがあります。コーヒーは、このカフェインを含む代表的な飲み物なのです。

ぜんそくの発作は、交感神経が興奮している時には起こりにくく、もう一つの自律神経である副交感神経が緊張している時には、発作が出やすいという傾向があります。

そのため、コーヒーのカフェインによって、交感神経を興奮させれば、当然ぜんそくの発作はおさえられるわけです。

交感神経の働きは、いわゆる”緊張感”という事と大きな関係があり、精神的に緊張している昼間には、交感神経は興奮していますから、ぜんそくの発作は起こらない事が多いのです。
反対に、夜は、副交感神経の方が興奮しているので、ぜんそくの発作が起こりやすくなります。

まず、コーヒーの飲み方ですが、できれば食後に飲むようにすると、ぜんそくの発作の予防効果が高まります。
それは、食事をして胃が膨れると、その負担から、ぜんそくの発作が起こりやすいという事です。

また、夕方になると、発作が起こりやすくなるので、午後3時から4時頃にコーヒーを飲むと、発作が多くなる夜の不安が取り除かれて効果的です。

特に、ぜんそくの発作は、不安感があると起こりやすくなるので、コーヒーで不安を取り除く事がよいのです。カフェインが体に入り、交感神経を興奮させると、不安感は弱くなってくるため、夕方にコーヒーを食後に飲むと、ぜんそくの発作が起こりにくくなるというわけです。

コーヒーの薬効一覧

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