世界の人口のおよそ三分の一は、コーヒーを飲む事を習慣にしている人達だといわれています。
昔は、生薬(漢方薬の原料)の一種だと考えられていたコーヒーですが、いつの頃からか、体に悪いというイメージが強くなってしまいました。特に、ガンの発生との関係については、他の食品と並んでコーヒーが上げられる事もありました。
まず、ガンと老化がどちらも、活性酸素と密接に関係しているという事です。活性酸素は、私達の体内にもともとあるもので、人間は生まれてから死ぬまで、活性酸素とつきあう事なります。
そして、体だけでなく、食品中にも活性酸素が生成されます。活性酸素には、外からのウイルスの侵入をおさえる働きがあるので、ある程度は必要なのですが、体内に過剰になると、細胞膜を酸化させてガンや老化の原因となってしまうのです。
過剰になった活性酸素を調節するのに、いちばんいいのは、食べ物や飲み物で調節する事なのです。
その飲み物として、コーヒーを取ることが、活性酸素を調節するのに、大変よい役割を果たす事がわかりました。
又、飲むコーヒーの濃度が濃くなれば濃くなるほど、活性酸素を消去する能力があるという事です。
コーヒーを飲んでいるからガンになりやすいのではなく、むしろ、コーヒーを飲む食生活にガンをおさえる可能性が高いといえるわけです。
ただし、いくら体によいからといって、コーヒーを一日に何杯も飲んでいいというものではなく、又、コーヒーだけでガンや老化が予防できるものでもありませんが、鮮度の高いコーヒーは、健康飲料である事はまちがいありません。