コーヒーは一杯飲むだけで、普通はしばらく爽快な気分になります。これは、コーヒーに含まれるカフェインのためです。
カフェインは、自律神経の一種である交感神経に働きかけて、気分をよくする効果を引き出す働きがあります。コーヒーは、このカフェインを含む代表的な飲み物なのです。
ぜんそくの発作は、交感神経が興奮している時には起こりにくく、もう一つの自律神経である副交感神経が緊張している時には、発作が出やすいという傾向があります。
そのため、コーヒーのカフェインによって、交感神経を興奮させれば、当然ぜんそくの発作はおさえられるわけです。
交感神経の働きは、いわゆる”緊張感”という事と大きな関係があり、精神的に緊張している昼間には、交感神経は興奮していますから、ぜんそくの発作は起こらない事が多いのです。
反対に、夜は、副交感神経の方が興奮しているので、ぜんそくの発作が起こりやすくなります。
まず、コーヒーの飲み方ですが、できれば食後に飲むようにすると、ぜんそくの発作の予防効果が高まります。
それは、食事をして胃が膨れると、その負担から、ぜんそくの発作が起こりやすいという事です。
また、夕方になると、発作が起こりやすくなるので、午後3時から4時頃にコーヒーを飲むと、発作が多くなる夜の不安が取り除かれて効果的です。
特に、ぜんそくの発作は、不安感があると起こりやすくなるので、コーヒーで不安を取り除く事がよいのです。カフェインが体に入り、交感神経を興奮させると、不安感は弱くなってくるため、夕方にコーヒーを食後に飲むと、ぜんそくの発作が起こりにくくなるというわけです。