コーヒーの薬効はまだまだ続きますが、ここで一寸、コーヒーの飲み方について、皆さんが日頃疑問に思っている事について考えてみましょう。
①コーヒーの一日の量はどのくらいが良いの?
一日に2~3杯がよいといわれていますが、1杯しか飲めない人もいますし、10杯飲んでもかまわない人もいます。人によって適量は違いますし、また、体調によっても違ってくるので、何杯がいいとは一概にはいえません。要は、楽しくおいしく飲める量が、その人の適量だといえます。
②コーヒーを毎日飲んでいると、中毒になるというのは本当なの?
その点は全く心配はありません。一日数杯を飲む程度なら、毎日常用したとしても、何の問題もないのです。アルコールのような依存性もありませんし、実際、健康な人が通常の飲み方で飲んでいる分には、一日どんなに飲んでも無害といえます。”カフェイン中毒”になる事はありませんので、心配せずに、楽しくおいしいコーヒーを召し上がって下さい。
③コーヒーで胃をやられる事はありませんか?
コーヒー好きに潰瘍の人が多いといわれる事がありますが、コーヒーが潰瘍を作る事はありません。コーヒーをよく飲む人の生活が不規則だったり、ストレスを感じる事が多いからでしょう。そういう人は、ストレスを解消し神経を休めるためにコーヒーをよく飲むので、コーヒーと胃潰瘍の関係が疑われるのです。
だからといって、熱く濃いコーヒーをやたらと飲むのはやめましょう。あまり熱いコーヒーは、胃の内壁に負担をかけるからです。少し冷ましてから、ゆっくりと飲むようにして下さい。熱く濃いコーヒーを短時間で飲むのは、胃の負担が大きくなります。
④眠気覚ましにコーヒーをよく飲みますが、注意する事は何?
多くの人が、コーヒーを飲むと頭がスッキリして、勉強や仕事がはかどったという経験をしている事でしょう。
コーヒーに含まれるカフェインには刺激作用があり、中枢神経などを穏やかに刺激し、集中力を高めたり、動作を活発にさせたりする働きがあります。
また、コーヒーの香りは、脳の働きを活発にします。さらに、カフェインには、リラックス感を与える効果もあり、受験生などにとってはコーヒーは頼もしい味方といえます。ただし、一気に飲むのではなく、時間をかけて少しずつ飲むようにしたらよいでしょう。
⑤夕食後にコーヒーを飲むと眠れなくなるので、夜はコーヒーを飲まない方がよいの?
コーヒーの成分の中のカフェインには、刺激作用があり、頭や体に働きかけて緊張をもたらします。そのため、コーヒーを飲むと体がシャキッとし、目が覚めたような気分になるのです。眠気を防ぐためにコーヒーを活用するのはよく聞く話です。
しかし、このカフェインの刺激は、時間がたつにしたがって効果を失うので、後まで悪影響を及ぼす事はありません。人によってカフェインの効き方は違いますので、一概にはいえませんが、眠れなくなるのが心配ならば、使用する粉の量を少なくしたり、飲む量をへらしたりすれば、夕食後のくつろぎのひとときを過ごせるでしょう。
ただし、カフェインには利尿作用がありますので、睡眠中にトイレが近くなって、夜中に目を覚ますような人は、夜、コーヒーを飲むのをさけた方がよいでしょう。
◆けんこうコラム
風邪が流行っています。扁桃腺を腫らしている人、私のまわりにも多いです。一日の気温差が大きいこの時期は、体調を崩す人が多い季節なのです。インフルエンザの流行も例年に比べて早まるとの予想もあります。うがい、手荒い、室内の湿度管理で予防していきましょう。